城江克紀のナンパ修業時代

色道に向き合うブログ。2017年11月より、ナンパの名門校、HNSでの日々を描く。2018年5月、改名。

8/30合流会感想其の一:功名心は

偶然即ち神と闘うものは常に神秘的威厳に満ちている。
賭博者もまたこの例に洩れない。

         芥川龍之介侏儒の言葉』より

8/30夜、ルソーさんの合流会に参加した。
場所は、某繁華街。
一時期に比べ、ましになったとはいえ、飲む、打つ、買うを中心とするギラギラした欲が渦巻く異世界だ。

必然、合流会もナンパしていい場所と悪い場所の説明から始まった。

そして、声かけに関する大まかな解説があった後、ルソーさんによる実演。

実演を遠目から見た感想は……

    《めっちゃ普通やん!》

ナンパ経験者であれば、これが決してdisりではない
と理解して頂けると思う。

集団でのナンパは、功名心に惑わされやすい。
功名心は、テンションの上昇などの利点もあるが目の前の女性や自分自身へ意識を向けることを妨げるというデメリット
もあると思う。
故に違和感がある声かけになりやすいが、相手の女性にすれば、そんなの関係ない。
これが問題となる。
私の場合、見事に功名心が足枷となり、翻弄されたのだが、それについては、後述する。

とにかく、プロとしてナンパを見せるという強いプレッシャーの中でもルソーさんの声かけは、落ち着いて自然なものだった。その上、女性をリードする積極性も備えていた。

実演後、各自、自由に声かけをする流れになる。
私も講習の成果を見せつけてやる! とばかりに鼻息荒く声をかけた。

駅に向かう女子大生二人組と話すも、ダメ。

その後も不調が続く。